目的は語学だけじゃない? 留学で学べることいろいろ
「留学の目的」というと英語などの語学の習得を目標とする方が多いですが、留学先で学べるのは語学だけではありません!海外の留学生向けの学校では、語学学習以外の分野の勉強も充実しています。希望するプログラムによってはある程度の英語力が求められるものが多いですが、決して手の届かない難しいものではありません。また、これらのプログラムで学ぶことで、より実践的に語学が習得できるという利点もあります。今回はオーストラリアで開講されているプログラムに焦点を置き、語学以外に学べることやその魅力についてご紹介いたします!
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1、実践的な接客英語も学べる バリスタプログラム
英語力にあまり自信はないけど、なにか語学以外のことも学んでみたい…。そんな方におすすめなのは語学学校・専門学校で行われているバリスタコースです。このプログラムでは、コーヒーに関する基礎知識やコーヒーの淹れ方、器具の使用方法を学ぶのはもちろんのこと、接客のスキルやそれに必要な英語も身に着けることができます。このプログラムの魅力は、現地の飲食店で働きたい場合に有利なることです。アルバイトなどの就労が可能なビザをお持ちの方の中には、留学先でお仕事を探される方もいるかと思います。しかし、現地の企業での仕事探しはなかなか厳しく、特に日本人留学生は日系の飲食店で働くことが多いのが現状です。しかし、せっかく留学するのであれば仕事も英語漬けにしたいという方にとって、このプログラム終了時に取得できるバリスタの証明書(certificate)は大きな助けとなるでしょう。
また、バリスタコースではより実践的な英語を学ぶことができるのも大きな魅力です。接客英語などは実際の状況を想定したロールプレイングで学ぶことが多いため、通常の授業よりもリアルな状況で英語を学ぶことができます。また、仕事ですぐに使えるフレーズなども教えてもらえるため、学んだことを直接生かせるような勉強がしたい方にはおすすめのプログラムです。
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2、仕事のスキルと語学のスキルを同時に伸ばせる インターンシッププログラム
実践的な環境で英語を学び、且つ将来のキャリアに役立つ経験がしてみたいという方にはインターンシッププログラムがおすすめです。このプログラムは語学学校・専門学校などで行われており、一般英語など他のプログラムに付随して申し込むスタイルのものが多いです。このプログラムの魅力は、なんといっても仕事を通して英語を鍛えられることです。日本へ帰国後のキャリア、または海外で働くことを見据えて仕事のスキルを磨けるだけでなく、現場で即使える英語を実践を通して学ぶことができます。英語は実際に使うことが一番効果的なトレーニングになりますので、英語力が格段に伸びることでしょう。
インターンシッププログラムは、学校が提供しているもの以外に就活サイトなどで探すこともできます。しかし、自力でこのようなプログラムに参加するのは非常に難しいです。実際にネットなどで探してみるとわかりますが、インターンシッププログラムは参加者に関連業界の学位を求めていたり、その業界に今後も深く関わっていくことを求めていたりします。そもそも、ほとんどが留学生向けの募集ではないため、仕事で難なく使えるレベルの英語は必須条件です。これらの理由により、一般のインターンシップは留学生にとってはハードルが高いものと言えます。また募集の中には、単に労働力が欲しいがために偽りの広告を出している悪質なものもありますので注意が必要です。
一方、学校が提供しているインターンシッププログラムは留学生を対象にしていることが前提なので、一般のプログラムよりもハードルが低くなります。企業側も、英語を勉強している学生が来ることを了承していますので、参加者に学位を求めることはありませんし、求められる英語のレベルも低くなります。もちろん、申し込む際にある程度の英語力は必要ですが、目標に届かない場合は学校の英語コースを事前に受けることでカバーできます。また、学校が提携して紹介してくれる企業になりますので、信頼できる受け入れ先で職業体験をすることができます。
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3、日本での就職を見据える 英語教員資格取得プログラム
将来英語を生かした仕事をしたいと思っている方の中には、英語を教える立場になりたいという方もいると思います。そのような方には、英語とともにその教授法も学べる英語教員資格取得プログラムがおすすめです。有名なものではTESOLやJ-SHINEが挙げられます。TESOLは英語教授法を学ぶ科目のことで、学位はコース終了証明に値するcertificateから博士課程まであります(TESOL自体が資格の名前になっているわけではありません)。まだ日本での認知度は低いものになりますが、世界ではTESOLの学位を持つ英語教員が求められています。
J-SHINEは小学校英語指導者認定協議会という日本のNPO法人の名称で、この団体公認のプログラムを終了すると幼児・児童に英語を教えられる資格を取得できます。小学校からの英語教育がスタートした昨今の日本において、ニーズが高まっていくと思われる資格です。
これらのプログラムは英語の教授法を教えるだけではなく、正しい英語を教えるために自身の英語に磨きをかけることにも重点を置いています。そのため、仕事のようなフォーマルな場面でも恥ずかしくない綺麗な英語を身に着けたい方にも魅力的なプログラムといえます。
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4、オーストラリアでの長期滞在も目指せる チャイルドケアプログラム
オーストラリアで永住権の獲得を目指す人が勉強するものをして有名なのが、チャイルドケアです。共働きの多いオーストラリアでは、日本と同様に保育所や保育士の慢性的な不足が深刻な問題になっています。そこで、政府はチャイルドケアの資格をもつ外国人を積極的に受け入れることで、この問題の解消を図っています。チャイルドケアコースでは、子供の発育・健康のサポートの仕方や緊急時の対応の仕方、教育計画の立て方などを学びます。資格取得にはチャイルドケアセンターでの実習も含まれるため、非常に実践的な内容を学ぶことが可能です。
このプログラムの魅力は、先に挙げたように永住権を目指す人にとってその第一歩となる資格を取得できることです。オーストラリアでは特定の職種に関して外国人を積極的に受け入れようという政策が行われており、チャイルドケアはその一つになっています。とは言え、この資格を取得できたからと言って永住権が簡単に手に入るわけではありません。むしろ、近年の世界情勢の影響を受けて、永住権獲得は難しくなってきています。しかし、就労が可能なビザとこの資格を持っていればベビーシッターのアルバイトができますし、学生ビザやワーキングホリデービザとは別に短期間の就労・滞在ができるビザを取得できるチャンスもあります。子供が好き、オーストラリアでの長期滞在を目指したいという方には、挑戦しがいのあるプログラムと言えます。
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5、世界で通用する資格が得られる ヨガインストラクター資格取得プログラム
オーストラリアには驚くほど数多くのスポーツジムが溢れているのをご存知でしょうか?美しい自然と快適な気候に恵まれているこの国は、スポーツにもうってつけです。そして、オーストラリアは現在日本でブームとなっているヨガの聖地でもあります。ヨガが好きで本格的に学んでみたいという方は、ヨガインストラクター資格取得プログラムに挑戦してみてはいかがでしょうか?オーストラリアにはヨガインストラクターの資格を取得できる学校がいくつかあり、中には留学生を積極的に受け入れている学校もあります。取得できる資格の種類はコースによって様々ですが、世界での認知度が高い資格を取得できる学校もあります。このプログラムを申し込むには、ヨガ哲学など専門的な内容も理解する必要があるため、ある程度の英語力が必要となります。そのため、英語力に自信がない方は最初に語学学校で英語を学んだあとにヨガの専門学校へ進学するという方法があります。
このプログラムの魅力は、自分の好きなことに浸りながら英語が学べることです。これはヨガに限定するものではありませんが、せっかく留学するのであれば学びだけでなく自分の好きなことも満喫したいですよね?さらに資格も取得できれば将来のキャリアにもつながるので、決して無駄にはならない貴重な挑戦となると思います。
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- まとめ
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オーストラリアのANZAC Dayとは?
オーストラリアやニュージーランドに行ったことのある人なら「アンザック」って一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?しかし、聞いたことはあっても実際アンザックやアンザックデーがどうゆうものなのか知らない人が多いと思います。なので、今回はそんな「ANZAC」について記事をかきたいと思います。
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1、ANZAC Dayとは何?
ANZAC DAYはオーストラリアとニュージーランドにとって非常に大切な祝日。これは、第一次世界大戦で戦ったオーストラリア・ニュージーランド軍や戦争に関わって命を落とした人々に対する追悼をする日である。ANZACの名前はもともとはAustralia and New Zealand Army Corpsという名前から頭文字をとってアンザックとなっている。
毎年アンザックの日である4月25日になるとパレードや式典が開催され、たくさんの軍人を見ることができる。
2、何をするの?
この日することは大きく分けて二つ・・・「ポピーの花を街中に咲かせる」「軍服をきる」ことです。
なぜポピーがアンザックデー象徴の花かというと、詳しくはわかりませんが戦争で戦っていた戦地にポピーが咲いていたからアンザックデーの象徴となったとか・・・。そんな訳で、アンザックデーの日にはたくさんのポピーが様々な形で飾られ、ポピー満開となります。
また、街中ではたくさんの軍服を着た人たちを発見すると思います。一瞬本物か?と思うかもしれませんが、おそらくコスプレをしているだけだと思います。この日しか見られない軍人さんたちは非常に貴重なので、アンザックデーを満喫することをオススメします。
3、ANZAC Dayならではの食べ物
ANZAC DAYに欠かせない食べ物といったら・・・アンザックの名前がそのまま使用されている「アンザッククッキー」。このクッキーはアンザックデー限定の食べ物ではなく、常にスーパーやコンビニなどで売られているので、年中食べることができます。
アンザッククッキーの特徴は、なんといってもあのザックザクな触感と癖になる味!!オートミールを使ってつくられたこのクッキーはとても健康的ですし、卵を使用していないぶん長く保存できるのもポイントの一つ。もともとは兵士をもった妻たちが、戦争で戦っている夫のために健康的で長持ちするものを・・・としてつくられたそうな・・・。
そう考えると、このアンザッククッキーは単なるクッキーではなく愛情がつまったお菓子なのだということがわかりますね。
現在では、オーストラリアの家庭や学校の家庭科の授業でも作られる一般的なクッキーなので、機会があれば作って食べてみてください。
- まとめ
以上がアンザックデーについてざっと説明したものになります。少しでもアンザックについての知識があると、アンザックデーの過ごしかたも変わってくると思います。4月25日にオーストラリアにいたら、是非、アンザックデーを体験してみてください。