留学経験を就活に活かすためには?面接のアピール方法やメリットを解説
短期、長期にかかわらず大学生が留学に行くとなればその留学を就職活動でアピールしたいと考える学生も多いと思います。
ただし、就職に有利な留学をしたいと考えるのであれば、ただ語学留学をしてくるだけでは味気のないものになり、帰国後に面接で語れるエピソードもほとんどないということになりかねません。平日は学校に行って、休日は友達と観光程度では、たとえ1年海外にいたとしても就職面接で語れるような体験は得にくいでしょう。
今回は、日本での就職に向けた留学経験を活かせるように、面接でのアピール方法をまとめていきますので是非参考にしてみてください!
面接やESで使えるエピソードを集める
面接等での自己アピールに留学を使おうと思うのであれば、とにかくエピソード集めが大事です。特に出発から留学開始早々の時期が勝負です。
アクシデントこそ就活に使えるチャンス!
例えば入国審査で別室審査になる、飛行機の乗り継ぎで乗り遅れる、学校への通学でバスを乗り間違える等、この時期はアクシデントが起こりがちです。
こういったアクシデントにどう対応したかはエピソードとしては語りやすく、内容を詰めれば慣れない環境での困難への対応力として企業へのアピールになります。
もしアクシデントやトラブルに見舞われた場合は、記憶が鮮明なうちにどういう状況でどう対応したのか詳細を記録しておくといいでしょう。
イベントに積極的に参加しよう
留学に慣れてくるとトラブルも起こりにくく、毎日同じことを繰り返しながら単調な生活をおくる学生も多くいます。そんな時に必要なのは自分から行動を起こすことです!
受け身だけではなく、留学中は積極的に行動する
留学期間中は受け身になっていると何も起こりません。学校や留学先のいずれかで必ず何かしらのイベントはあると思います。もし、そういった企画を見つけた場合は積極的に参加するようにしましょう。学校のアクティビティイベントなどは企画にも入りやすいかもしれません。
日系イベントは英語初心者にも参加しやすくおすすめ
また世界の主要都市で行っている日系コミュニティのイベントも留学生の参加が容易です。「JAPAN DAY」等開催している都市も多いので留学期間に携われるイベントがあればぜひ参加し、何かしら運営側で行動できるようにアプローチしてみてください。そういった企画、運営のエピソードは最も面接で好まれる部類のエピソードとなります。
また。最近ではアプリ「Meetup」などでも日本語の言語交換も行われているので、そこに参加するのもおすすめです。
長期留学ではよりしっかりと計画を
普段から積極的にさまざまなアクティビティに参加するのは重要ですが、長期留学ではその計画がさらに重要になります。やはりどれだけ活発に行動しようとしても、そもそもが普通の語学留学だと面接での自分が成長したというアピールは弱めです。もしその留学が3か月以上なのであれば、長期のインターンシップやボランティア活動等に参加することをお勧めします。ただし、“行ってから探せばからなんとかなる“は危険です。できることなら留学前からインターンシップやボランティア先の情報を集めておきましょう。
TOEICなどの英語力を証明できるものを取っておくと有利
さらに長期留学の場合は、英語力を証明できるものを何かしら取得することをお勧めします。長期留学経験者ということである程度の英語力も期待されますし、恥ずかしくない英語力をつけて帰ることは面接でアピールする以上は必須といえます。
極端な話では留学でTOEICが300点から900点に上がりましたというような実績を作れれば、「真面目にしっかりと勉強してきたんだね」という実証になります。英語力の向上のためにも、やはり留学前にどの程度の英語力を目指すのか、どのテストで実績をアピールするのか計画しておく必要があります。
東南アジアへボランティアに行くのも人気
体験重視であれば最近ではカンボジア、タイ、ベトナムなどへのインターンシップが人気です。こちらは語学よりもインターンシップがメインになりますが、現地の人たちとの交流も多く、普通の語学留学よりも様々な経験が積めるチャンスがあります。
インターンシップに行くならUT-Board!
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まとめ
当然ですが記憶は記録して残しておかなければ基本的にはどんどん忘れていきます。留学は一生に何度もない貴重な機会です。留学中から日記をつけ日々の行動や出会った友達について、また考え方の変化等を記録しておくと後々の就職活動で有効活用できるはずです。留学が終わる時期には、なぜ留学をしようと思ったのかの経緯から、留学中どのような経験をして自分がどう成長できたのか、面接でしっかりと相手に伝えられるように総括を行いましょう。