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Experiencesバンクーバー留学/波々伯部 亮さん

バンクーバー留学/波々伯部 亮さん
お名前波々伯部 亮さん
職業社会人
滞在国・都市カナダ・バンクーバー
コース名TESOL TKT Certificate
学校名Greystone College
期間2018年9月から4週間
なぜ留学しようと思いましたか?
私は公立高校で数年間、英語を教えていたのですが、アクティブ・ラーニングの推進にともなって「英語で授業を行う」ことが現場で求められるようになりました。それを受けて、私は自分の英語力に自信を持てない中で、授業の内容を試行錯誤していました。しかし具体的な方法論も、お手本とするものもなく、行き詰まっていました。そこで、かねてから興味があったTESOL(英語教授法)のプログラムに参加することを決めました。日本でも通信課程で同等のプログラムはありますが、短期での取得は難しそうだったので留学を選びました。
留学前にしておけば良かったことは何ですか?
なるべく早め(出発予定の半年-1年前)から計画を進めていくことです。あと、わからないことは細かいことでもカウンセラーの方に相談することです。私は以前に訪れた街ということもあって、当時の感覚で滞在先を自力で探しました。しかし、現地の状況が変わっていることを知らず、上手くいかなかった場面がありました。DEOWさんに相談するのが遅かったことと、思い込みで動いてしまったことが今回の反省点です。
留学時にかかった費用はいくらくらいでしたか?
渡航費、滞在費、授業料、生活費、雑費すべて含めて60万円くらい(4週間)でした。
留学してよかったことは何ですか?
私が受講したのは英語教授法を学ぶコースだったので、各国から教員の卵、現役教員たちが集まっていました。加えて、私たちのクラスの担当は世界各国で英語を教えた経験のある先生でした。留学していちばん良かったことは、彼らとそれぞれの国の教育事情を共有できたことです。英語教育に関して、日本独自の(ガラパゴス的な)側面に気付くだけでなく、諸外国に共通した側面があることを知ることができました。また、私のクラスは韓国からの留学生が多かったのですが、みんな母国で厳しい受験戦争を勝ち抜いただけあって学力は相当高く、一緒に学んでいてとても刺激になりました。
留学期間中つらかったことはありましたか?
近年では国を問わず「英語で授業を行う」という形がすでに一般化していることもあり、若い学生さんたちの中にはすでにノウハウを持っている人がたくさんいました。私は教員経験者でしたが、母国語での授業はまだしも英語でのプレゼンは正直あまり経験したことがなく、クラスの皆からの「経験豊富なリアルティーチャーはどんな授業をするんだろう?」といった好奇な視線を向けられるのがつらかったです(最終的に開き直ることができましたが)。
滞在先はいかがでしたか?
前述したとおり、私は自力で部屋探しをしたのですが、バンクーバーのダウンタウンは数年前に比べて人気が高まっていて、必然的に家賃も高く(10年間で2倍近くになったそうです)、なかなか手ごろな物件を見つけることができませんでした。結局、窓なしの狭い個室(デンと呼ばれるもの)に落ち着いたのですが、家賃が高いうえにオーナーさんがルーズな人で連絡がつかないことも多く、苦労しました。郊外に行けば、もっとリーズナブルなところもたくさんありますし、特に初めての人は、DEOWさんにホームステイを紹介してもらうのが一番経済的で安全だと思います。
留学された学校の良かった点や悪かった点は何ですか?
良かった点はたくさんあります。まず校舎が都心部にあったので駅や留学センター、携帯ショップ、レストランなどから近くて便利でした。校舎内は母国語禁止のルールが徹底されていたので、1日中英語環境を維持することができました。授業では定期的に個人・グループでのプレゼンや達成度テストがあり、その準備や自習のためのフリータイムがカリキュラムに組み込まれていました。その時間を有効に活用することで、校長先生や他の先生にセカンドオピニオンをもらったり、他クラスの生徒と情報を交換したりすることができました。悪かった点は、教室が狭かったことです。
なぜ留学センターDEOWをご利用されましたか?
留学サービス審査機構(J-CROSS)に認定されていることもあり、信頼できると思ったからです。また、入学金の送金や個別の相談などをすべて無料で行ってもらえるので、経済的にも助かると思ったからです。実際、カウンセラーの方にはメールや電話で何度も相談に乗ってもらい、留学中も現地オフィスのスタッフさんに急なお願い事を聞いてもらったりと、大変お世話になりました。
帰国後、留学経験が役立ったと思うときはどのようなときですか?
授業をしていて、特に帰国生など、自分よりも流暢に話す生徒に対して、自信を持って教えることができるようになりました。これは自分の語学力が上がったからではなく、伝えるべきものが明確になったからだと思います。不安だった英語での授業にもあまり抵抗がなくなりました。また、現地で知り合った日本人の友人と帰国後に会う楽しみができましたし、韓国人の友人がたくさんできたので、韓国に旅行に行く楽しみもできました。国際関係の誤った報道に惑わされることもなくなりました。
これから留学される方へ一言お願いします。
「百聞は一見に如かず」といいますが、それと同じように、百考えるよりも一度行ってみると、想定外のものが必ず得られます。自分も、まさか30代後半になって再び学生となり、一回り以上歳の離れたクラスメイトたちに飲みに誘ってもらえるなんて想像もしませんでした(笑)ぜひ、価値観が変わる体験をしてきてください。それでは気を付けて。留学の成功を祈っております。
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