Experiencesマレーシア留学/川上 礼愛さん
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| お名前 | 川上 礼愛さん |
| 職業 | 学生 |
| 滞在国・都市 | コタキナバル |
| コース名 | General English |
| 学校名 | Global English Centre |
| 期間 | 2025年8月頃から4週間 |
- なぜ留学しようと思いましたか?
- 英語圏で英語を学びたかったからです。高校の時の英語の先生の授業のおかげで英語が大好きになり、英語のしくみを学びたい、英語がペラペラになりたいと思うようになりました。英語学科の大学に進学し、日本でも英語は話せるようにはなりますが、それでも生きた英語とはまた一味違うのだろうな、と留学経験者の方や英語ネイティブの方の話から感じていたので、時間のある在学中に必ず留学したいと思っていました。また、さまざまな文化に興味があり、コタキナバルという私の中には何のイメージもないところへ行ってみたいという好奇心が私の行動力に火をつけたからです。
- 留学前にしておけば良かったことは何ですか?
- 宿、学校周辺にある薬局のリサーチです。留学1週間目が経過したころに、発熱し、体がだるく病院に行く気力はなかったのですが、近くの薬局を現地の人に教えてもらいなんとか対処することができました。事前に知っていたら、もう少し安心材料が増える気がします。
- 留学時にかかった費用はいくらくらいでしたか?
- 約50万円です。内訳は、入学費や教材費等込みで4週間の語学学校の費用が約20万。宿代(ホテル)が約7万。4週間の食費は約4万。航空機代が約15万。あと、家族や日本の大学の友達や先生、バイト先など、かなりの量のお土産を購入したので、その費用が約5万です。
- 現地で生活費を節約するために工夫したことはありますか?
- コタキナバルの物価はだいたい日本の半分です。なので、日本にいるときほど生活費を気にしていませんでした。しいて言うなら、食事です。基本外食をしていて、ローカル料理は、一食300円から高くても800円程度でしたが、韓国料理や日本料理、リゾートホテルの食事などは、一食だいたい600から1500円程度でした。なので、食事選びの時はローカルのお店に行くことも多かったです。それでも、一か月の滞在だったので、値段を気にすることなくほぼ好きなものを食べていました。
- 留学してよかった!と思う出来事はありましたか?
- たくさんあります。まずは、いろんな国から来た人たちと縁ができたこと。語学学校だったということもあり、サウジアラビア、韓国、イエメン、日本、台湾、ロシア、中国、そして地元のマレーシアなど世界中から、英語を学ぶためにたくさんの人が来ていました。英語のレベルはさまざまだけれど、みんなが同じ目的を持っているから、お互いの「伝えたい・理解したい」の気持ちがあることでコミュニケーションが取れるんだということを体感しました。英語を学ぶことが目的で来た場所だったけれど、英語というツールのみに依存せず、気持ちが大事なんだと気付かされました。また、イギリス英語やアメリカ英語だけが、英語の「正解」ではないんだと気付くことができました。いろんな国の人の英語に触れていると、それぞれ非常に興味深い特性を持っていることに気付きました。それはアメリカ英語にもイギリス英語にもない特性です。その人が身に付けてきた英語であり、アイデンティティの一つになっているんだと感じ、それをきっかけに、今日ではEnglishesというような表現もされているということも知りました。英語という言語を学びに行った環境で、言語の形以上に人とつながる上で大切なものに気付きました。
- 留学期間中つらかったことはありましたか?
- 初日から3日間のホームシックです。ホテルの部屋にスタッフの方に案内してもらい、その後部屋で一人になった瞬間に、急に家族や日本の友達と離れた実感がわき始め寂しくなり、大泣きしました。(笑) 到着したのは日曜日の午後だったのですが、月曜日から授業が始まり、クラスメイトや先生、学校の他のスタッフさんたちが温かく迎え入れてくれたことで、ホームシックはいつの間にか消えていました。本当にコタキナバルの人たちは温かい人が多かったです。もう一つ、留学一週間が経過したころの発熱です。6年ぶりの発熱でした。環境が完全に変わるため、ある程度体調は悪くなるだろうなと覚悟はしていたのですが、それを上回ってきたので、何か悪い病気なのではないかと不安に駆られましたが、クラスメイトや学校スタッフの方、先生方が連絡をくれたり差し入れを持ってきてくれたり、近くの薬局を教えてくれたり、そういったサポートのおかげで、3日で回復しました。本当にありがたいです。
- 滞在先はいかがでしたか?
- GECホテルに宿泊しました。ホテルと言っても、Global English Centre の学生が数人泊まっている学生寮のような宿でした。部屋は清潔で、棚付きのベッド、壁に引っ付いたデスク、椅子があり、部屋によっては窓もついていました。トイレ・シャワー、キッチンは共同で、特に問題なかったです。共有の長椅子とデスクがあり、そこで居合わせた人とおしゃべりをしたり、料理好きな友達が自身のローカルフードをふるまってくれたり、たくさんの思い出を作ることができました。困ったことを相談するとすぐに対応してくださったので、非常に気持ちよく過ごすことができました。
- 留学された学校の良かった点や悪かった点は何ですか?
- 良かった点は、学習から現地での生活まで広範囲にわたる学校からのサポートです。連絡しやすい環境をつくってくれていたと感じます。授業に関して、2週目までは10人程度の生徒で授業を受けていましたが、3週目からは夏休みの終わる時期だったため生徒が減り、マンツーマンの授業になりました。そのときに私が特に英語の発音を学びたいと相談したところ、次の日には資料を印刷し、発音改善のトレーニングを開始してくださいました。改善されたらうれしいなと思った点が、午後の英会話の授業です。先生によって授業スタイルが全く違ったのですが、午前の文法の授業とは違い、午後のこの授業は英語レベルによるクラス分けがされておらず、ときに授業内容が簡単すぎてあまり成長が感じられないな、、と思うことがありました。
- なぜ留学センターDEOWをご利用されましたか?
- マレーシアに留学したいと考えていた時に、あまり「マレーシア留学」に特化したエージェントが見つからない中で、まさに文字通りのサイトを発見しました。それが、留学センターDEOW様でした。
- 留学先の国・都市の魅力を教えてください。
- コタキナバルは住むととにかく心が温かくなる地域だと思います。通りすがりの人と目が合えば笑顔を向けてくれる。日本では見られない景色です。困って相談したら全力でどうにか対処しようとしてくれる。もちろん、人によりますが、個人的な体感として平均的にそう感じました。また、「時間がゆっくり流れる」という本当の意味もここで知ることができました。自然を侵食していく地域発展ではなく、自然と共生していく地域発展だと思いました。美しい夕日、早朝に姿を見せる雄大なキナバル山、そして笑顔の人々。日本での忙しない社会に対して、いったい何のために、誰に急かされて、何に焦りを感じて、せかせかと生活をしているのか、そう立ち止まるきっかけをくれました。また、多文化国家なこともあり、マレー語、中国語、英語、民族の言語など、たくさんの言語と文化に触れることができます。
- これから留学を考えている方へのメッセージをお願いします。
- いろいろ不安があると思いますが、最初は勢いがあれば十分です。案外なんでもどうにでもなります。そしてその一つ一つを乗り越えたりときには避けたりすることで自信がどんどんついていきます。何事も経験です。どんな経験でも無駄にならない。私は突然見つかった病気が原因で、一度留学を諦めました。それでも、留学に行きたい!なぜかわからないけどすごくコタキナバルに惹かれるんだ!そう感じて家族に留学費用の概算、滞在先について、病気の治療について相談後、ほぼ勢いで留学に申し込みました。なので、かなりギリギリで準備を始めたため、大小様々な不安を抱えつつ、たくさん情報集めを短期間でするのは大変でしたが、できないことではありませんでした。こうして留学し、無事に帰ることができました。初海外・初留学の私の目標はハードルを下げ、二つでした。一つは「何かしら成長したなぁと思えること」。例えば、潔癖で共有のシャワーに不安を抱えていましたが、サンダルを履いたままシャワーを浴びることで対処できたこと、とかです。もう一つは、「海外を嫌いにならないこと」。今回のこの初海外留学で、将来の選択肢を世界まで広げたいという思いもありました。なので、もしこの留学が嫌になってしまうと、「海外」が嫌になるという悲しい結果になりかねないと思いました。なので、環境も文化も場所によってさまざまなのだから、それぞれの生活の仕方がある。それが日本とは同じなのか、似ているのか、少し違うのか、全く違うのか、ただそれだけ、と認識し、カルチャーショックもなく、めいっぱい楽しみ、日本に帰ってきました。目標二つ無事達成です。こんな感じで、ハードルを低く、だけど目標を何かしら一つ心に秘めて留学するのをおすすめします。
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